YSS よくあるご質問
※原則として当店で販売しているYSS製品が対象です。他の製品については直接、販売元に確認ください。
Q.完売したリアサスペンションの再版・入荷時期はいつ頃になりますか?
A.希望者がある程度、集まってからのオーダーとなりますので、具体的にいつになるかは回答できません。
再販リクエストを送ってくださった方には進展があればメールで連絡いたしますので、店舗への問合せはお控えくださいますようお願い申し上げます。
販売については、メール登録者優先とさせていただきます。
(電話・メールでお問い合わせいただいても、上記と同じ回答になります)
Q.取扱説明書を紛失してしまったのですが・・・
A.下記サイトよりダウンロードしてください。(各モデル共用です)
Q.製品の開発・生産はどこでおこなわれていますか?
A.当店で販売しているモデル
ME302シリーズ
CB125T/VT250 SPADA/CBR250RR MC22/NSR250R MC18
MB302シリーズ
TZR50・TZR50R
については、日本で開発・テストをおこない、生産はタイ王国でおこなっています。
上記以外の製品についても、日本で開発・製品されているモデルがあります。
くわしくは下記を参照ください。
Q.メーカーのラインナップにない製品を作ることは可能でしょうか?
A.条件によっては可能です。ご相談ください。
Q.リアサスペンションの耐久性はどのくらいでしょうか?
A.メーカー推奨は「ストリートを走行の場合、10,000kmから20,000km走行、または2年に1度のオーバーホール(あるいは交換)」が望ましいとされています。
純正サスペンションや、ほかの有力サスペンションメーカーの製品もほぼ、横並びです。
ただし、上記に該当したからといって突然、走行不可能になる事はありませんのでご安心ください。
実際はご使用環境、諸条件によって差があります。
例:
毎日乗る or 週に1日だけ。
路面の状態が良いところを走行 or 路面状態が悪い(凹凸が多いなど)を走行
ちなみにレースで使用した場合、「20時間走行ごと or 1シーズン」がオーバーホール(または交換)が推奨サイクルです。
上記の走行距離・走行時間にかかわらず、オイル漏れや、錆の発生、動作不良の場合は交換またはオーバーホールが必要です。
Q.純正をオーバーホールするか社外品に交換するか迷っているのですが・・・
A.基本的な考え方をお伝えしますので、参考になさってください。
YSSのレーシングスペシャリスト 小澤氏に専門家の立場から見て、純正サスペンションのオーバーホールと、リプレイスサスペンション(主要メーカーの製品かつ新品)を比較した場合の意見をうかがいました。
YSSレーシングスペシャリスト 小澤 仁樹氏(右から2番目)
小澤 仁樹氏プロフィール
オーリンズ日本総代理店 株式会社カロッツェリアジャパン勤務(1996-1998)を経て、SHOWAに入社。
SHOWA勤務時代は、オイルシールの耐久性・品質テストなどの研究、シミュレーターによるレース車両の計測と解析、スーパーバイク用キットの開発に従事。
またメカニックとして、全日本ロードレース選手権や、鈴鹿8耐ではホンダのファクトリーチームを担当。
MotoGPではホンダワークスチームのライダー ニッキー・ヘイデン選手、マックス・ビアッジ選手、カルロス・チェカ選手、中野真矢選手を担当。
ヘイデン選手(レプソル・ホンダ)は、2006年 MotoGPで世界タイトルを獲得。
現在はYSS本社の日本人スタッフとして、YSS JAPAN(PMC)に在籍。研究開発のかたわら、全日本ロードレース選手権、鈴鹿8耐など2輪・4輪レースで、各地のサーキットに足を運び、ライダーやドライバーをサポート。
2輪・4輪含め、あらゆるメーカーのサスペンションに精通されています。
「以下、3つの理由から、(もし、自分がライダーの立場でどちらかを選択するなら)設計の古いサスペンションをオーバーホールする選択肢はありえない」
とおっしゃっていました。
1,費用面
メンテナンスせずに長年、使い込まれたサスペンションほど、内部部品が劣化しています。
状態の悪いものを良くしようとすると、(サスペンション以外でもそうですが)オーバーホール費用は高くなります。
交換する部品がすでに入手できなくて、新たに製作するといった場合もそのぶん割高になります。
つまり、よくある「オーバーホール費用○万円〜」といった金額は比較的、状態の良いサスペンションで作業をおこなった場合の金額です。
状態の悪いサスペンションで、たとえばダンパーオイル交換など最低限の作業をしても、新品と同じにはなりません。
2,純正品をオーバーホールしても新品にはならない
純正リアサスペンションにはオーバーホール可能(分解式)なものと、オーバーホール不可(非分解式)なものがあります。
非分解式リアサスペンションは、その名のとおり分解することを前提に設計されていないため、無理やり分解してオーバーホールをおこなったところで、100%(新品と同じ状態)にはなりません。
無理やり分解した時点で、不完全な状態になっているわけですからね。
分解式の場合、ご予算やサスペンションの状態次第です。
3,設計が古い
タイヤ、ブレーキ、バイクが時代とともに進歩しているように、20年前、30年前の純正サスペンションと比較した場合、現代のサスペンションは格段に進歩しています。
バイクの場合、「どうしてもこのバイクに乗り続けたい」という気持ちは理解できます。
ただ、タイヤやブレーキ、エンジンオイルは現代のテクノロジーでつくられた製品を使うのに、リアサスペンションだけ純正にこだわるメリットはないと思います。
コラム:リアサスペンションのオイル漏れ バイク
Q.修理や保証はどこに問い合わせればいいのでしょうか?
A.当店でご購入のお客さまは、メールでお問い合わせください。
それ以外のお客さまは購入したショップか、該当の代理店にお問い合わせください。YSSサスペンションの日本正規代理店は2社あります。
製品によって、あつかっている代理店が異なります。
同じYSS代理店でも、別会社となります。お問い合わせの際はご注意ください。
代理店コード:811
株式会社逓省社中(テイショウ)
代理店コード:812
分解式サスペンション/オーバーホール/研究開発/レーシングサポート
YSS JAPAN(株式会社PMC)
※一般的にリアサスペンションは、航空貨物として輸送できない「危険物」という扱いになります。これは日本国内でも、海外でも同じです。(海外から輸入する場合、船便になります)
※非分解式サスペンションは分解できないため、修理ではなく交換対応となります。
並行輸入品にご注意ください
並行輸入品は日本代理店のメーカー保証が受けられません。
お客さまご自身で、YSS本社(タイランド)と直接、やりとりすることになります。購入の際はご注意ください。
なお、並行輸入品は正規品と仕様が異なる場合があります。
例:タイ人と日本人は平均体重が変わらないため共通仕様ですが、ヨーロッパの場合、バネレートが高く設定されていることがあります。
また、並行輸入品は、販売店による適切な調整がおこなわれないまま、出荷されていて、そのままお客さんが取り付けて使用した結果、破損した事例があるようです。
サスペンションの性能を引き出すためには、適切に調整されていることが前提となります。
YSSサスペンションの正規品は、日本正規代理店を介して、販売されている製品にかぎります。
つまり、
1,日本正規代理店(テイショウまたはYSS Japan)が運営するオンラインショップから購入する
2,いずれかの代理店を経由したYSS正規販売店から購入する
以上が正規品となります。
当店で確認した限りでは、Amazonに出品されているYSS製品(販売・出荷元がAmazonになっている)は並行輸入品とのことです。
※YSSとショップのコラボ製品(正規品)も出品されているため、よく確認のうえ購入してください。
YSSサスペンションは一部モデルを除き、1本ごとにシリアルナンバーで管理されています。また、YSS代理店コードが刻印されていて、販売元がわかるようになっています。(写真は日本の代理店コード)
Q.正規品と並行輸入品の見分け方を教えてください。
A.基本的に、定価よりも安く販売されている場合、並行輸入品をうたがったほうがいいでしょう。
正規品であれば「日本代理店によるメーカー保証が受けられる」旨が商品説明に記載されていると思います。
ただ100%記載されているとはかぎらないため、YSS代理店コードで判断するか、販売者に「日本代理店を経由した正規輸入品かどうか」を確認するのが、確実かと思われます。
ちなみにガレージ湘南はYSSサスペンションの正規販売店です。ご安心ください。
※見た目は本物っぽい偽物が出回っていたり、ショッピングモール風の詐欺サイトも増えているので、くれぐれもご注意ください。
Q.購入したリアサスペンションの取り付けをお願いできますか?
A.はい。当店にバイクでお越し頂いての取り付けも承ります。
当店オンラインショップで販売している車種の取り付け工賃は、一律で5,280円(税込)になります。
それ以外についてはメールでお問い合わせください。
事前に来店予約の電話をお願い致します。
数年先まで作業予定がつまっているため、予約なしの急な来店は対応できかねます。ご理解とご協力のほど、お願い致します。
Q.オイルが漏れてきたのですが・・・
A.ダンパーの中にはオイルが入っています。そのためサスペンションが動いた際、シャフト部分にオイルが付着します。機能上、問題はありません。
(サスが抜けた、オイル漏れだと勘違いされるケースがよくあります)
もしダンパーからオイルがドバドバ漏れてくるようでしたら、何らかの異常が発生していると判断できます。この場合は使用を中止して、ご連絡ください。保証規定に基づいて対応させていただきます。
コラム:リアサスペンションのオイル漏れ バイク
YSSサスペンション(新品)
矢印の箇所がシャフト。うっすら跡がついているのは、ダンパーが沈んだ際に付着したオイル。正常です。
経年劣化によりダンパーが抜けたリアサスペンション。シャフトに汚れたオイルが付着している。(純正サスペンション)
Q.メールで問い合わせたのですが、返信がないのですが・・・
A.メールの不達やメールアドレスの間違いが増えています。まずは迷惑メールに紛れ込んでいないかご確認ください。
もし、スマホや携帯など電話会社のメールアドレスをご利用の場合、パソコンからのメールが受信できる設定になっているかどうかを確認ください。
※2024年に入ってから、Gmailは送信エラーになります