バイクのオーバーホール専門店 内燃機加工、カスタム、サスペンションセッティング、バイク車検代行なら神奈川県藤沢市のガレージ湘南

作業の予約・ご相談はメールでお願いします。電話は作業中または予約済みのお客さまのみとなります。
お問い合わせいただいた時点でホームページの記載内容に同意したものと見なします。




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バイク内燃機加工
ガレージ湘南ではエンジンオーバーホールのほか、加工・修理作業も受け付けています。
4スト・2ストを問わず対応可能です。
※2025年4月4日 エンジンオーバーホールの受付を終了しました
内燃機加工は引き続き、承ります。
■シリンダーヘッド面研
■シリンダーライナー(スリーブ)製作・交換


取り外したライナーと交換後のライナー(ZRX400)

ボーリングや、ホーニングも対応可能です。
注意点
鋳鉄シリンダーとメッキシリンダー
メッキシリンダーの場合、ボーリングはできません。状態によりますが、再メッキ or ライナー交換することになります。
鋳鉄シリンダーはボーリング可能です。
なお、2スト・4ストを問わずボーリング(またはホーニング)をおこなう場合、ピストンサイズに合わせて作業するため、ピストンが必要です。
2ストのスリーブ交換
吸排気ポート(写真のやじるし部分)があるため、4ストのように交換して終わり、とはいきません。
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たとえばお問い合せの多いKDX125の場合、社外品のスリーブを使った交換作業は以下のようになります。
1,既存のスリーブを抜く
2,新しいスリーブを入れるため、シリンダーの径を加工する
3,新しいスリーブを打ち込む
4,新しいピストンに合わせてボーリング、ホーニング、ポート形状の修正や、面取りをおこなう
4ストのバルブガイド交換もそうですが、既存のものを抜くと壁面が荒れます。すると、取り外したものと同じ寸法のものを入れても、すき間ができて、スカスカになってしまいます。
そのため、大きめのサイズのものを使用し、加工して寸法を調整するわけです。
2ストロークの場合、ポート修正などの作業が発生するため、部品代を合わせると、結構な金額になります。
■表面処理・コーティング
WPC処理やモリブデンコーティング、DLCコーティングを取り扱っています。ピストン以外のパーツへの処理も可能です。
例:クランクシャフト、カムシャフト、ロッカーアーム、シリンダー、メタル、コンロッド、トランスミッション、アクスルシャフト、フロントフォークインナーチューブ、キャブレターのスロットルバルブなど
摺動(しゅうどう)性が向上するため、フロントフォークのインナーチューブにも用いられます。
※摺動性=滑りやすさ



WPC処理とは?
WPC処理は、金属製品の表面に微粒子を高速衝突させ、表面を改質する技術です。施工した箇所の表面が強化されたり、ごく小さなディンプル形状(ゴルフボールの表面のようなイメージ)に変化して、耐摩耗性を向上させます。
四輪・二輪をとわずモータースポーツで採用されています。
主な効果:疲労強度の向上、耐摩耗性の向上、耐焼き付き性の向上
DLCコーティングとは?
DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングは、主に炭素と水素で構成されるナノレベル(10億分の1)の薄い膜を金属表面にコーティングする技術です。
WPC処理をおこなったあとにDLCコーティングします。
四輪ではF-1、二輪ではMotoGPなどのレースに採用されているほか、市販車CBR1000RR-Rのカムシャフトや、コンロッドにDLCコーティングが施されています。
DLCコーティングはさまざまな表面処理加工技術の中でも耐摩耗性、高耐久性、低摩擦性などに優れ、高い効果が得られるといわれています。
当店では「できるだけ長く愛車に乗り続けたい」というお客さまがほとんどなため、パワーアップ目的ではなく、摩擦低減によるパーツの延命や、マシントラブルの際、少しでもダメージを軽減する目的で表面処理を使用しています。
素材との相性や、用途・目的に応じたコーティングを選んでおります。
■クランクシャフト
クランクシャフトのオーバーホール、芯出し、焼き付いたクランクの修理。
