バイクのエンジンオーバーホール専門店 内燃機加工、カスタム、バイク車検代行なら神奈川県藤沢市のガレージ湘南
作業の予約・ご相談はメールでお願いします。電話は作業中または予約済みのお客さまのみとなります。
お問い合わせいただいた時点でホームページの記載内容に同意したものと見なします。
旧車・不動車のレストア
ガレージ湘南は旧車・絶版車、不動になったバイクのレストア専門店です。
輸入車や、長期保管により不動になったバイクの修理、各種オーバーホールはもちろん、外装パーツの塗装まで、ご予算やリクエストに応じた作業をおこないます。
バイク車検の代行・国内新規登録も承ります。
※2024.12.9
作業ペースを遥かに上回るご依頼をいただいているため、レストアの新規受付を終了いたしました。
各種パーツのオーバーホール・塗装・再メッキは受付けております
25年不動だったCB1100Rが復活
依頼主は元レーサー。
お父様が新車で購入して、乗っていたCB1100R。その後、不動のまま25年が経過。
「自分が乗るので、走れる状態にしてほしい」とのご依頼です。
錆びだらけのインナーチューブを再メッキ、フロントフォークをオーバーホールしました。
不具合のある箇所を特定して、修理・整備を実施。
レストアではなく、オーバーホールメインのご依頼でしたが、「どうせなら、綺麗な状態で乗ってもらいたい」という代表 日向の思いから、エンジンを塗装させていただきました。
それ以外の箇所も、可能な範囲で錆を落とすなどして、全体的にバランスが取れるようリフレッシュしました。
【主な作業内容】
CRキャブレターオーバーホール、フロントフォークオーバーホール・再メッキ、クラッチ交換、車検代行ほか
車検後のCB1100RD SC08
ところどころ、年式が異なるパーツが使用されていたり、純正部品が廃番になっていてお待たせしましたが、喜んでいただけてよかったです。
ダイジェストで、CB1100R復活までの様子をビデオにしました。エンジン始動は1:19から。
※再生すると音が出ます。音量にご注意ください。
実績の一例
※青文字をタップすると、該当のページを見ることができます。
メグロ:Kシリーズ
カワサキ:A1、A7、マッハ、ビッグホーンシリーズ、Z1、Z2、W1、W3、GPz750F、Z1000MkⅡ、バリオス、Z750FX、ZX-10R、ZRX400、ゼファー550、ゼファー750
スズキ:Tシリーズ、GT750、GT380、GSシリーズ RGシリーズ RGガンマシリーズ、GSX400E、GSX-R750
ホンダ:NSR250R、CBR1000RR、CB1100R、CBX400F、CB72、そのほかCBシリーズ、VTR1000F、マグナ750
ヤマハ:RDシリーズ、RZ、ドラッグスター400
外車:アマゾンネス、ハーレダビットソン パンヘッド、BMW 単気筒、モトグッチ イモラ、DUCATI モンスター1000、トライアンフ サンダーバード、アプリリアRS250
よくいただくご質問
※レストアの新規受付は終了いたしました。各種パーツのオーバーホール・塗装・再メッキは受付けております
Q.レストア・不動車を動く状態にするのにいくらかかりますか?
A.非常に多く寄せられる質問です。
予算はバイクの状態や、お客さまの目的によってケース・バイ・ケースです。
2年前まで動いていたバイクと、30年間動いていないバイクでは、バイクの状態や、かかる手間が全然ちがってきますし、保管状況によっても、大きく変わってきます。
製造が古いバイクや、長期間不動だったバイクほど、整備作業を進めていくうちに予期せぬ不具合を発見するなど、イレギュラーが発生しがちです。
目に見えない部分は、分解しなければ状態がわからないです。
とくに電気系統は目に見えませんから、ほかの箇所を整備・修理して、「いざエンジンをかける」という段階で、不具合を確認することが多いです。
そこから不具合の箇所を探して、特定します。(長い場合は数ヶ月かかる事もあります)
部品の交換が必要になったり、純正部品が廃番で、海外から部品調達することもあります。
部品が日本に届くまで、さらに数ヶ月かかる事もあります。
このように古いバイク、何十年も動いていないバイクをきちんと動く状態にする、ということは容易ではなく、イレギュラーが全く発生しない事はほぼ、ありません。
よくある作業の一例
長期不動車の場合、ブレーキの固着、タイヤの劣化(硬化)、フロントフォークのオイル漏れ、バッテリー交換のほか、燃料系統の整備・修理が必要なケースがほとんどです。
前出GSX-R750 インジェクション車のガソリンタンク。ガソリンは腐り、タンク内はひどい錆が発生していた。
フューエルポンプ(電磁ポンプ)
洗浄したものの、要交換。
ガソリンが腐って固着したTZR250のキャブレター。長期不動のキャブ車ではめずらしくない光景。
保管状況にもりますが、ガソリンが腐って固着していたり、ガソリンタンク内が錆びていることがあります。
ガソリンタンクの錆を除去するか、錆がひどい場合、ガソリンタンクを交換することになります。
インジェクション車の場合、写真のような状態ですと、ガソリンタンク内にあるフューエルポンプの交換(国産大型バイクの場合、部品代だけで8万円から10万円ほど)が必要になります。
またキャブ車の場合は、キャブレターのオーバーホールが必須です。
ほかには、スピードメーター、ウィンカーなど電気系統の不具合があげられます。
外から見てわからないのが電気系トラブル。エンジンがかけられる状態になった時に不具合が発覚します。
例:
ハーネスの取り付けが不適切(とくに改造されたハーネスの修正。一から配線を引き直す以上の手間暇がかかります)
「エンジンがかかった」と思ったのもつかの間、数十秒後にイグナイター(点火装置)が突然、故障したり、1箇所だけではなく、複数の箇所で不具合やトラブルを発見することもあります。
不動車や、旧車・絶版車はこれが日常です。
作業までの流れ
※レストアの新規受付は終了いたしました。各種パーツのオーバーホール・塗装・再メッキは受付けております