バイクのオーバーホール専門店 内燃機加工、カスタム、サスペンションセッティング、バイク車検代行なら神奈川県藤沢市のガレージ湘南

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2スト エンジンオーバーホール
2スト車のエンジンオーバーホールならお任せください。
代表の日向は、市販レーサーRS250や、TZ250でレースに出場。みずからのマシンはもちろん、レース仲間のエンジンをオーバーホールしていました。
1987年には鈴鹿8時間耐久ロードレースにNS400で出場。2ストエンジン市販車のオーバーホールも数多く手がけています。
ジェットスキー(マリンジェット)、カート、スノーモービルについてはご相談ください。


NS400はAUTO STUDIO SKILLのマシン。この時のメカニックは「YUZOチャンバー」の生みの親 故・柳沢雄造氏。
ホンダのホームグランドである鈴鹿サーキットで、唯一のホンダ製2ストマシンという事もあって、観客の声援は熱狂的でした。(チャンバーがへし折れてリタイヤするまで、上位を走行していました)

当店代表 兼 お問い合わせ担当
日向正篤(ひゅうがまさあつ)
湘南工科大学卒。ロードレース国際A級ライダー。
MCFAJエキスパート500クラス 3年連続シリーズチャンピオン(1987年-1989年)。
乗ったバイクの馬力をほぼ正確に当てることから、「人間シャーシダイナモ」の異名を持つ。
バイクショップを経営するかたわら、鈴鹿8時間耐久ロードレースに15年連続参戦(1983-1998年)。インドや韓国、公道レースマカオGP、もて耐やSUGO6時間耐久レースなど、国内外のレースに出場。
創業期のWAKO'Sオイル開発や、DENSO社のイリジウムプラグ開発のテストライダーを務める。
ヨシムラジャパン創業者「ポップ吉村」こと吉村秀雄氏から直接エンジンチューニングを学び、これまでに手がけたエンジンはバイクだけで1,080基(2020年12月時点)を超える。
(バイク以外では自動車、カート、ジェットスキー(マリンジェット)、スノージェットなど)
バイク雑誌の市販車テストライダーを務めインプレッションを執筆。50ccからリッターマシンまで、試乗した国内外の新車バイク(1980年代〜1990年代)は数百台以上。
かつてはオーリンズのプロショップを手がけており、2019年からYSSと共同開発したリアサスペンションを販売。YSSリアサスの販売実績は250本以上(2024年12月時点)
FM湘南ナパサのラジオ番組「サタデーミュージックナイト スポーツフリーク」パーソナリティ、東日本大震災 復興支援NPO法人 ちがけせんプロジェクトの代表理事という顔も持つ。
レースで使用した車両:
Z1/GS1000SZR/GSX750E/油冷GSX-R750/SV1000S/GSX-R1000/SRX600/FZR750R(OW01)/TZ250/RS250/NS400R/VFR750R(RC30)/RVF750(RC45)/VTR250/VTR1000SP-2/DUCATI 888
所有バイク:
CB1100R/ZRX1100/CB400FOUR/NSR250R MC28/ハーレー FLSTC/VT250 SPADA/DUCATI 851(過去所有 Z1/GSX750/CB750F/ZX-11/RC30/TZ250)
レース用:
GSX-R1000/GSX-R750/VTR250/CBR650F/HRC NSR Miniほか
オーバーホール実績(一部)
カワサキ:KSR80、250SS/350SS/400SS/500SS/750SS、KH250/KH400/KH500/KDX125
ホンダ:NS400R、MVX250F、NSR250R、NS-1、CRM、RS250(レーサー)
ヤマハ:RD250、RZV500R、RZ350/RZ250、R1-Z、TZR250、ランツァ、TZ250(レーサー)、DT125
スズキ:ウルフ250/ウルフ125、TS125、GT750/GT380、RG500Γ、RGV250Γ
アプリリア:RS250
エンジンオーバーホール業務終了のお知らせ
2025年4月4日
拝啓 平素より格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
さて、このたび当社では、永年にわたりご愛顧いただいておりましたエンジンオーバーホール業務につきまして、誠に勝手ながら本日をもって受付終了させていただくこととなりました。
(エンジン単体持ち込みのオーバーホールも終了となります)
2021年1月12日、「お茶の間でエンジンオーバーホールが見学できる」というコンセプトのもと、エンジンオーバーホール バーチャル見学会TM を公開以来、全国のお客様よりご依頼を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。
今後は他業務を含め、すでにご依頼いただいた案件に邁進する所存です。
なお、エンジンオーバーホール後のアフターサポートや、保証対応につきましては、これまでどおり変更ございません。なにかありましたらご相談ください。
内燃機加工業務については、引き続き承ります。
お客様にはご不便をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げるとともに、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬具
NSR250R SE(MC28)
エンジンフルオーバーホール(ピストン一式、シリンダー新品交換、クランクシャフト、ベアリング交換)、T2レーシングチャンバー、ステムベアリング交換、ブレーキオーバーホール&ブレーキホース交換、YSS製リアサスペンション交換、フロントフォーク再メッキ&チタンコーティングほか、ほぼ、フルレストアしました。
現在は日向所有。ふじさわ産業フェスタに展示しました。





センターシール交換。基本的にシールなどゴム製品は走行の有無に関係なく劣化し硬化します(未走行車でも)
メッキが施されたシリンダーの場合、主に摩耗するのはピストンリングです
クラックが入っていた部品はアフターパーツに交換


実走行です


MC28用 YSSリアサスペンション
TZR250(1KT)

当店で納車したTZR250です。
高校生(当時)が初めてのバイクとして、お父様と2ストを購入しに来られました。
(お父様はむかし、NSR250に乗っていたそうです)
フロントフォークをチタンコーティングし、2022年現在も大切に乗っていらっしゃいます。
DT230 ランツァ(逆輸入車)


クランクシャフトを修復しました


KH400
焼き付く寸前の状態で入庫してきました。


真ん中のシリンダー(2番)のピストンがとくに激しく損傷していました


ピストンの頭や、シリンダーの燃焼室はびっしりとカーボンが蓄積しています


サイレンサーからはオイルがたれ、エンジン側はカーボンがつまってました


オイルポンプ
2ストロークエンジンは、オイルポンプによって、エンジンオイルとガソリンを混合して燃焼させ、エンジンを潤滑させています。(分離給油といいます)
ところがオイルポンプが故障した場合、エンジンを潤滑させるために必要なオイルが流れなくなるため、エンジン故障の原因になります。(焼きつきや、抱きつき)
分解してチェックすると、過去にオイルポンプを分解した形跡がありました。金属粉が中に詰まっていて、試行錯誤した様子がうかがえました。
写真のやじるし部分で傷が確認できると思います。
おそらく、そのまま滅茶苦茶になったオイルポンプ元に戻して、前オーナーは売却したのでしょう。
現在のオーナーさんは、そうとは知らず、購入されたようです。
ただ、不幸中の幸いだったのは現在のオーナーさんが、たまに近隣を走る程度で、長距離を走ったり、遠方に行かなかったこと。
もし、頻繁に乗って距離を走っていたり、オーバーホールするのが遅れていたら、完全に焼き付いていたかもしれません。

