バイク車検代行・新規輸入登録
ガレージ湘南は1970年〜2000年代のバイクを日常的に扱っているオーバーホール・レストア専門ショップです。
バイク車検は国産車・外車、旧車・現行モデル、空冷・水冷、カスタムバイクを問わず、2,100台以上の実績があります。
(2020年12月時点)
一例:
Z1/Z2、Z1000MKⅡ、GPz1100、GPz750F、Z750FX/Z550FX/Z400FX、ゼファー、GPZ900R、ZRX1200 DAEG、ZRX1100、ZRX400、KH・SS、W1ほか
CB1100R、CB750 RC42、CB750F/CB900F/CB400F、CBX400F、CBR400F、CB400SF、CB1100、CBR400R、CBR1000RR、VTR1000Fほか
GS750、GSX1300R隼、GT750/380、GSX1100S刀/400、GSX-R750、GSX400、SV1000、Vストロームほか
SR400、V-MAX、XJ、XJR、RZ350、RZV500Rほか
ハーレー、BMW、トライアンフ、アプリリア、ドゥカティ、KTM、長江ほか
レストアや、エンジンオーバーホールと併せて車検代行を依頼されることが多いため、絶版車・旧車を熟知したメカニックが作業をおこないます。
・車検の取扱いを断られた
・見積もりを出したら、高すぎて困っている
という方はぜひご相談ください。
もちろん各種メンテナンス、改造変更申請、輸入車の新規登録も対応可能です。
※族車および、族車に類似する車両はお断りさせて頂きます。ご了承ください。
お客さま紹介
画像をタップすると、くわしい情報が表示されます。
ガレージ湘南のバイク車検
車検代行費用は、排気量・国産・外車を問わず、一律¥22,000(税込)です。
「安くて大丈夫?」心配される方もいるかもしれません。リーズナブルにできる2つの理由を説明します。
1:車検に必要な整備だけをおこなう
当店では、車検に不必要な整備や作業をおこないません。「必要になった時に、必要な整備をおこなえばいい」と考えているからです。
(もちろん車検を機に「しっかり整備・修理してほしい」といったリクエストにもお応えします)
わかりにくい?
車検と日常「整備」のちがい
「車検に合格したから、メンテナンスできている」と思っている方がいらっしゃいます。
半分正しいのですが、半分は違います。
車検は「一般公道を走行するバイクや自動車が、法律に基づいた保安基準に適合しているかどうかを検査する制度」です。
たとえば
・まったく整備がされていない
・危険な改造がされている
こうした車両が公道を走っていると、運転している本人だけでなく、同乗者や歩行者、周囲の車両にとっても危険ですね。
そのためバイクの場合、251cc以上のバイクについては、2年ごと(新車登録時は3年)に車検を受けるよう法律で定められています。
車検が切れた状態で公道を走ると、違法になります。
※250cc以下のバイクには車検はありません。ただし、日頃から点検・メンテナンスを怠らないよう、所有者(運転者)が自分で注意する必要があります。もし、整備不良の状態で運転すると、違法になります。
車検場では、検査官が検査項目に沿って、チェックをおこないます。
(検査官も人間なので若干、人によって判断が変わります)
以上が、法律で定められた車検というルールの話。
実際にバイクで走る上で必要な整備は、車検の検査項目以外にも、さまざまあります。
たとえば、フロントフォークのオイル交換は、検査項目に含まれていません。
だからといって、まったく交換しないまま乗り続けると、やがてオイルシールが劣化して、フォークオイルが漏れてきます。ブレーキにフォークオイルがつくと、ブレーキが正常に効かなくなるため危険です。
ドライブチェーンやスプロケット、エンジンオイルやクーラント(冷却水)などもそうです。
車検の検査項目にないからといって、「点検・整備する必要がない」というわけではありません。
つまり「車検に必要な整備」と「安全で快適に走行するための整備」は必ずしも同じではない、という事です。
A.車検に合格するための整備
→法律上必要
B.安全で快適に走行するための整備
→法律上必要ではないが、安全上は必要(ライダー自身に判断が委ねられる)
あえてわかりやすく表現すると、こんなところでしょうか。
AとBの整備を同時におこなうと、車検にかかる費用は当然、高くなります。
ですから先に車検に必要な整備だけをおこなって、車検にパスした後、気になる箇所を整備するというケースは、実務上よくあります。
※下図はイメージです
バイク車検の検査項目とは?
車検の検査項目は次のとおりです。(カスタム車は、後述します)
1,車検証の記載内容と目視での外観検査
車検証に記載された内容と、実際のバイクの状態が合致しているかどうか。
車体番号、エンジンの排気量、車両寸法、タイヤの溝やひび割れ、左右ミラーの有無や形状および面積、反射板の有無、(乗車定員2名の場合、タンデムステップやタンデムバーの有無)など。
2,灯火類の検査
ブレーキランプやホーン、ヘッドライト、前後左右のウインカーの形状や動作。
3,排ガス・騒音検査
排ガス(CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素))やマフラーの音量が基準値の範囲内かどうか。
4,スピードメーターの検査
40km/hに到達した時点で、メーターが正確に動作しているか。
5,ブレーキの制動力検査
前後ブレーキが正常に動作しているか、前・後ろ、それぞれチェック。
6,ヘッドライトの検査
ヘッドライトのロービーム点灯時、光軸や光量が基準値の範囲内かどうか。
以上の検査項目に、すべて合格できる状態にする必要があります。
いますぐ交換する必要がない部品を交換したり、壊れてもいないのに分解したりすると、車検にかかる費用が高額になります。
2年ごとの車検のたびに何十万円もかかっていたら、バイクを維持するのもむずかしくなってしまいますよね。
そのため当店では原則、車検代行費用¥22,000(税込)のみで、整備費用はいただいておりません。
(日頃からメンテナンスされているバイクなら必要ないため)
※不動車や、カスタムバイクなど、車検の検査基準に適合するための作業が必要な場合は、別途、工賃・部品代を頂戴します。
当店では「目先の車検にただ通ればいい」という考え方ではなく、先々の車検のことを考えた上で作業おこなっています。
2:作業がスピーディ
旧車を得意とし、30年以上のキャリアを持つ熟練のメカニックが担当します。
ガレージ湘南では1970年〜2000年代の旧車、カスタムバイクを数多く扱っています。古いバイクほど、車検の検査基準をクリアすることがむずかしいと言えます。
車検が通らないよくある事例:
■ヘッドライトの光軸がずれている
転倒歴のあるバイクや、ヘッドライトを改造している場合、サスペンションが変更されている場合など。
■ヘッドライトの光量不足
ヘッドライトや、ライトのバルブを改造している場合のほか、年式によっては純正品でも通らないことがあります。
■排ガスが濃い
エンジンの圧縮不良、燃調不良、キャブレター内部パーツの摩耗、インジェクション車の場合、経年劣化によるセンサーの故障など。
■そのほか
ウィンカーを交換している、フォグランプを付けている、ファンネル仕様のキャブ車、乗車人数が2名なのにタンデムステップが装着されていない・・・etc.
■マフラーの音量
JMCA認定の社外マフラーでも不合格になることがあります。
JMCA認定は、あくまで新品時の騒音を計測したものであり、車検では実測の音量で判断されるからです。経年劣化によって音量が検査基準を超えると、JMCA認定品や、純正マフラーでも不合格になります。
実際、JMCA認定マフラーを装着したバイクを車検場に持ち込んだところ、不合格になり
「JMCA認定のプレートが付いたマフラーですよ」
と訴えましたが「実測値で判断するので、JMCA認定かどうかは関係ない」と言われて、取り合ってもらえなかった事があります。とくに1970年〜1980年代の絶版車と呼ばれるバイクは、現行車と保安基準が異なるため、イレギュラーが発生しがちです。
当店では30年以上の経験や知識をいかして作業をおこなうため無駄がなく、素早い対応が可能です。
※不動車、電気系統の故障については原因究明のため、時間がかかります。
■過去に通った車検がとおらない!
なかには法的にグレーゾーンな状態や、その場しのぎの状態で車検にとおすバイクショップもいます。
この場合、そのショップが廃業したあと、ほかのショップに依頼すると断られたり、車検にとおらなかったりします。
最終的に困るのはお客さまご自身です。近年、この手のご相談が増えています。
ガレージ湘南では、当店が無くなった後もお客さまが長く乗り続けられるよう(他店で車検を受け入れてもらえるよう)、配慮した作業をおこなっています。
■バイク車検にかかる費用の内訳
法定費用
a.重量税
b.印紙代
c.自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)
法定費用(a+b+c)+車検代行手数料¥22,000(税込)=車検にかかる合計費用
※法定費用は実費のみ頂戴します
※整備・および修理作業が発生した場合、別途費用がかかります
a.重量税
初度登録より13年未満:¥3,800
初度登録より13年超~18年未満:¥4,600
初度登録より18年以上:¥5,000
b.検査手数料
自動車審査証紙:¥1,300
自動車検査登録印紙:¥400
c.自賠責保険料
自賠責保険の期間は最長5年まで1ヶ月単位で選べます。
■カスタム車(改造車)の場合
検査項目でお伝えしたように、車検証の記載内容と、実際のバイクの状態が異なっている場合、改造内容によっては「構造変更申請」が必要になります。
例:
書類上は純正の記載内容のまま。現況はハンドル交換していて、書類の記載と異なっている。
このような場合、書類の記載内容と、現況が一致していないため「不合格」となります。
1,構造変更申請する
2,純正に戻した後、車検を受ける
原則として、いずれかを選択することになります。
通常の車検(継続車検といいます)は、どこでも受ける事ができます。構造変更申請は、国土交通省により下記のように定められています。
「登録を受けている自動車について、車両の長さ、幅、高さ、乗車定員、最大積載量、車体の形状、原動機の型式、燃料の種類、用途、等に変更を生ずるような改造をしたときは、使用者は使用の本拠の位置を管轄する運輸支局又は自動車検査登録事務所に自動車を提示して構造等変更検査を受けなければなりません。」
例:
登録は大阪の実家。現住所は神奈川。
大阪までバイクを持っていって、構造変更申請をおこなうことになります。あまり現実的ではありませんね。このような場合、純正部品に戻して車検を受けることがほとんどです。
「社外マフラーなのですが、純正に戻す必要がありますか?」
「純正部品がないのですが、どうすればいいでしょうか?」
よく質問いただきますが、書類の記載内容や、バイクによってケース・バイ・ケースです。
詳細はご用命いただく際、おたずねください。
※ご自身で車検を受ける方へのアドバイスはおこなっておりません。
■輸入車 国内新規登録の代行
バイク車検とは別に、新規登録のための各種手続きが必要です。そのため作業に着手してから1ヶ月以上かかります。
1.海外と日本では法律が異なるため、バイクの仕様が異なるケース
前出の「車検検査の項目」でお伝えしたように、日本の法律に適合するようにしなければなりません。
2.お客さまが購入時に聞いた商品説明と、届いたバイクの状態が異なるケース
日本国内の個人売買と同じで、「購入時の商品説明と現況がちがう」というケースがよくあります。
例:エンジンがかからない、タイヤのパンク、ブレーキの固着、キャブレターからガソリンが漏れている、一部パーツが付いていない、ハーネスが改造されている・・・etc.
程度の差はありますが、不動車の場合、原因を突き止めて動く状態にする必要があります。場合によっては部品交換が必要なケース、部品が届くまでに時間がかかるケースもあります。
書類手続き、整備・修理作業を経て、新規登録・車検完了となります。
重要事項
新規登録代行における整備は、中古車販売などでおこなわれている納車整備とは異なります。あくまで登録に必要な作業のみとなります。
個人輸入という性質上、納車後のいかなる故障・トラブルについても、当店では一切、責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。
整備点検・修理については、別料金で承ります。そのぶん時間がかかります。
なお、有償で整備点検を承った場合でも、隠れた瑕疵や、経年劣化に起因する故障・トラブルについては当店では一切、責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。
バイク車検・新規登録代行の流れ
1,まずはメールで連絡ください。
常時、作業予約があるため、余裕を持ったスケジュールでお願いします。
(車検場が混雑していて、1ヶ月ほど予約がとれない場合があります)
2,車両をお預かりして、当店で車検の予約をおこないます。
代車(原付二種)の貸し出しを無料でおこなっています。
3,完了後、当店からお客さまへ電話連絡いたします。
おおきく整備や修理する必要がない場合、当日から翌日にお渡しできます。
※輸入車の新規登録の場合、前出のとおり書類手続きや、登録に必要な整備に要する時間がかかります
※輸入車の新規登録では通常、納車整備は含みません(重要事項に記載の通り)