バイクのオーバーホール専門店 内燃機加工、カスタム、サスペンションセッティング、バイク車検代行なら神奈川県藤沢市のガレージ湘南

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ガレージ湘南
特製フロントフォークオイル

Verity(ベリティ)ブランドで知られる三和化成工業とガレージ湘南が共同開発。
2019年から販売しているガレージ湘南オリジナルのフォークオイルです。
粘度の異なる2種類のオイルを組み合わせることで、自在にお好みの粘度にすることができます。
・低粘度フォークオイル
倒立フォーク用として、そのままお使いいただけます。
JSB1000 全日本ロードレース選手権で優勝した某トップチームが、レース用オイルとして、使用しています。
・高粘度フォークオイル
50cc〜125ccなど、純正フロントフォークが柔らかい車両向けにつくったオイルです。
一般的なフォークオイルと比較して粘度が高く、粘度やオイル量の調整により、ノーズダイブしにくいセッティングが可能になります。
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当店では、1960年代から現行モデルまで、メーカー、車種(オンロード・オフロード)を問わず、フロントフォークオーバーホール時に使用しています。
公道用・レース用どちらにもお使いいただけます。

三和化成工業株式会社は、国内のバイク、大手自動車メーカーの純正オイルをOEM生産している老舗の潤滑油メーカー。
ほとんどのオイルブランド(オイルメーカー)は、自社に工場を持たない「ブレンダー」ですが、同社は日本に自社工場(横浜・静岡)を持ち、開発・生産までを一貫しておこなっています。
長年のOEM生産とレーシングサポートで蓄積されたデータ・ノウハウをフィードバックした自動車用潤滑油「ベリティ」ブランドを展開。
バイク用オイルや、ケミカル品をラインナップ。
ガレージ湘南では、20年ほどの使用実績があります。

お問い合わせ担当
日向 正篤(ひゅうが まさあつ)
有限会社ガレージ湘南代表。湘南工科大学卒。ロードレース国際A級ライダー。
MCFAJエキスパート500クラス シリーズチャンピオン(1987年-1989年)。
ガレージ湘南を経営しながら、みずから製作したマシンで鈴鹿8時間耐久ロードレースに15年連続参戦(1983-1998年)。インドや韓国、公道レースマカオGP、全日本ロードレース選手権、もて耐、SUGO6時間耐久レースなど、国内外のレースに出場。
かつてはオーリンズのプロショップ。MVX250FやGSX-R1000、VTR1000用にモディファイしたオーリンズ製リアサスペンションなどを手がける。
2019年:
Verity(ベリティ)ブランドで知られる三和化成工業とフロントフォーク用オイルを共同開発。YSSサスペンションとリアサスペンションの開発・販売を開始。
2021年:
全日本ロードレース選手権 J-GP3 小室 旭選手のテクニカルアドバイザーを務める。
※プロショップ
サスペンションのセッティング、アドバイス、メンテナンス・オーバーホール、カスタムチューニングなど、ライダーのニーズや走行環境に合わせてサスペンションの性能を最適化する専門店

こんなバイクにおすすめ
✓50cc〜125ccの正立フォーク採用車でフロントフォークがやわらかい車両
(例 エイプ、モンキー、CB125T、NS-1、NSR50など)
✓フロントフォークスプリングなど、アフターパーツが無い車両
✓レースのレギュレーションで、フロントフォークを改造できないミニバイクなど
走行テスト レポート

カワサキ LEO120SE
空冷2ストローク クランクケースリードバルブ単気筒
排気量:118.6cc
最高出力:22.5ps/8500rpm
ボアストローク:54×51.8mm
車重:97kg
エンジン潤滑方式:分離給油
キャブレター:ミクニ VM22
トランスミッション:6速リターン
Fブレーキ:シングルディスク
Rブレーキ:シングルディスク
粘度40.27のフォークオイルを使用した当店のLEO120SE。
当バイクで10,000km以上、走行経験のあるお客さまに試乗していただきました。
■フォークオイル交換前と交換後で、どのような違いがありましたか?
まず路面の凹凸で、フロントフォークの動きが落ち着くようになりました。
交換前は、ちょっとしたギャップを通過する際も、落ち着きなくフォークが動いていました。そのため減速帯のあるカーブを走行している時はフロントが暴れて、タイヤのグリップ感が掴みにくかったです。
フロントが完全に「抜けた」状態(フォークオイル劣化)でした。
それと、
フルブレーキングしたり、路面に凹凸のある状況でブレーキをかけると、フロントフォークがいっぱいまで沈んでしまう(ノーズダイブする)ため、かなりコーナーの手前で減速しなくてはなりませんでした。
高粘度フォークオイルに交換後は、フルブレーキングしてもノーズダイブしない(ピッチングモーションがおさえられる)ので、コーナーの手前で思うように減速して、スッと曲がれるようになりました。
減速帯を走行しても、フロントフォークが無駄に動かないので、安心して走る事ができるようになりました。
固すぎず、柔らかすぎずで、ちょうどいいと思います。
追記:
その後、同じオイルで粘度 #19.59をテストしましたが、私には柔らかすぎると感じました。
街乗りでは我慢できるのですが、峠で少しペースを上げて走ると、動きの激しさを顕著に感じます。
Y.inui
フォークオイルの粘度・油面調整について
今回、LEOのフォークオイルを交換するにあたっては、前出のテストライダーのリクエストを参考に、代表の日向(ロードレース国際A級)が、長年のレース経験に基づいて粘度選定をおこないました。
油面調整についても、実際の硬さを見ながら調整しています。
フォークオイルの粘度は、闇雲に硬くすれば乗りにくくなったり、危険なだけです。油面調整も同じです。
当店に来られるお客さまの中にも、ご自身でフォークオイルを交換したり、ダンパー調整、プリロード調整して、ひじょうに危険な状態にもかかわらず、気づいていないケースがあります。
(インターネットの情報や、サービスマニュアルをそのまま、鵜呑みにされている方が多いです)
自分ではよくわからない場合、きちんとしたショップに依頼されることをお勧めします。
製品概要

数値が小さくなるほど低粘度(柔らかい)、大きいほど高粘度(硬い)になります。
ご希望の粘度を指定していただくか、ご不明な場合は相談ください。
販売価格:1L/¥4400(税込)
販売個数:ご注文は1Lから承ります。
※容器が1Lのため通販は1L単位の販売とさせていただきます。
※別途容器代¥220(税込)+送料がかかります。

